2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

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[13a-S202-1~9] 2.5 放射線誘起蛍光体

2021年9月13日(月) 09:30 〜 12:00 S202 (口頭)

南戸 秀仁(金沢工大)、眞正 浄光(都立大)

11:45 〜 12:00

[13a-S202-9] p-ベンゾキノンおよびフルオレセインを共添加したポリマー材料の放射線応答を利用した有機線量計の開発

〇(M1)田中 律羽1、越水 正典1、藤本 裕1、浅井 圭介1 (1.東北大院工)

キーワード:有機線量計、フルオレセイン、p-ベンゾキノン

悪性腫瘍治療において外科手術を要さない放射線治療の需要が高まっている.近年,照射技術の進歩により腫瘍の様態・形態に応じた照射が可能になり,線量の空間分布が複雑さを増すに至った.よって正確な線量分布把握の必要性から,生体組織と等価な有機物で構成される線量計の製出が切望されている.本研究では,目的に適う線量測定に利用可能な放射線誘起現象として,Fluoresceinが蛍光波長の異なる蛍光性分子を生成する反応に着目した.