2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[13p-N107-1~15] 8.4 プラズマライフサイエンス

2021年9月13日(月) 13:30 〜 17:30 N107 (口頭)

池田 善久(愛媛大)、佐々木 渉太(東北大)

17:00 〜 17:15

[13p-N107-14] 液体クロマトグラフ-トリプル四重極質量分析計を用いたプラズマ照射種子内植物ホルモンの定量分析

奥村 賢直1、アトリ パンカジ1、古閑 一憲1,2、鎌滝 晋礼1、板垣 奈穂1、白谷 正治1 (1.九大 シス情、2.自然科学研究機構)

キーワード:液体クロマトグラフ-トリプル四重極質量分析、植物種子内ホルモン、プラズマ照射

非熱平衡大気圧プラズマ(以下、プラズマ)により誘導される動物・植物細胞の応答が注目を集め、医学・農学への応用展開が広く検討されている。植物種子へのプラズマ照射の効果についての検討では、電圧や電力、ガス等のプラズマ照射条件に対する表現型の相関を示す検討が多く、プラズマ照射に対する分子生理機構などの機序解明は端緒についたばかりである。ここでは機序解明に向けた取り組みとして、液体クロマトグラフ-トリプル四重極質量分析計(LC-QqQ-MS/MS)を用いたプラズマ照射種子内発芽関連植物ホルモンの定量測定結果を報告する。