2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.4 生体・医用光学

[13p-N202-1~7] 3.4 生体・医用光学

2021年9月13日(月) 14:00 〜 15:45 N202 (口頭)

角井 泰之(防衛医大)

14:15 〜 14:30

[13p-N202-2] ダイヤモンド量子センサによる心磁計測

Arai Keigo1,2、桑波田 晃弘4、西谷 大祐1、藤崎 伊久哉1、松木 亮磨1、西尾 有輝1、辛 宗浩3、曹 馨雨3、波多野 雄治1、小野田 忍5、真栄 力6、宮川 仁6、谷口 尚6、山﨑 正俊7、寺地 徳之6、大島 武5、波多野 睦子1,5、関野 正樹3、岩﨑 孝之1 (1.東工大、2.JSTさきがけ、3.東大、4.東北大、5.QST、6.NIMS、7.長野病院)

キーワード:NVセンター、磁場イメージング、磁場センサ―

心臓病学における重要課題のひとつは、電流の伝播を非侵襲的かつ高空間分解能でイメージングすることにある。従来の電極を用いた計測は侵襲的かつ体の非一様な電気伝導によって信号が歪んでしまう一方で、磁場を介した計測であれば非侵襲的に電流を捉えることができる。本講演では、ダイヤモンド中の窒素・空孔欠陥(NVセンター)を用いた固体量子センサーにより、生きた哺乳類の心磁図を高空間分解能でイメージングする方法について議論する。