[13p-N205-1~13] 12.4 Organic light-emitting devices and organic transistors

△ [13p-N205-12] Effect of substitution position of end-capping groups on dibenzofuran-terminated hole-transporters

〇Shoki Abe¹, Hisahiro Sasabe^1,2,3, Suguru Araki¹, Takeru Nakamura¹, Nozomi Ito¹, Junji Kido^1,2,3 (1.Yamagata Univ, 2.ROEL, 3.FROM)

Keywords:OLED, hole transport material, dibenzofuran

貴金属を用いずに高効率化を達成できる TADF 材料が注目されている。現在 30% 超の外部量子効率を実現しているが、駆動寿命が短い問題がある。高効率、長寿命なデバイスを実現するための解決策の 1 つとして、高い三重項エネルギーと高い安定性を両立するホール輸送材料の利用がある。我々の研究室は、高い三重項エネルギーを有するジベンゾフランを4つ導入したテトラジベンゾフラン誘導体ホール輸送材料が TADF 型有機 EL の長寿命化に有効であると報告した。本研究では発展研究として、当研究室で開発したホール輸送材料 T4DBFBP に着目し、置換位置の異なる一連の位置異性体を開発することで、光学特性や熱物性への影響、デバイスの効率や寿命に与える影響を検証した。