2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.4 有機EL・トランジスタ

[13p-N205-1~13] 12.4 有機EL・トランジスタ

2021年9月13日(月) 13:45 〜 17:15 N205 (口頭)

中 茂樹(富山大)、深川 弘彦(NHK技研)

14:30 〜 14:45

[13p-N205-4] 変位電流と過渡EL測定による光照射成膜したTPBi層を有する二層素子の電気伝導特性評価

田雜 友貴1、篠原 真1、石井 久夫1,2,4、田中 有弥1,2,3 (1.千葉大院融合、2.千葉大先進、3.JSTさきがけ、4.千葉大MCRC)

キーワード:有機EL、分極電荷密度、振動発電素子

OLEDの電子輸送層に用いられるTPBiの蒸着膜において、膜表面に形成される分極電荷(σpol)はOLEDの性能や振動発電素子の出力を決定する重要な要素である。昨年の応用物理学会では、TPBiを光照射下で成膜することで配向度が向上し、σpolが1.5倍になることを報告した。しかしそれに伴って現れる電気伝導特性の変化については調べることができていなかった。本研究では、成膜中に光照射を行った二層素子を作製し、電気伝導特性を詳細に調べた。