2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.3 機能材料・萌芽的デバイス

[13p-N207-1~8] 12.3 機能材料・萌芽的デバイス

2021年9月13日(月) 13:30 〜 15:45 N207 (口頭)

山本 俊介(東北大)、松井 淳(山形大)

13:30 〜 13:45

[13p-N207-1] アントラセン二量体からなる熱/光応答性開裂分子層が与える接着への効果

相沢 美帆1、秋山 陽久2、松澤 洋子1 (1.産総研機能化学、2.産総研ナノ材料)

キーワード:解体、分子層、熱/光開裂

持続可能社会の実現に向けたリサイクルへの需要の高まりを背景として,任意の刺激を与えることで容易に解体できる機能が接着技術に新たに求められている。これまでに接着剤全体の硬さや形状を変化させる解体性接着剤が開発されてきた。本研究では,より位置選択的な接着界面における化学結合に着目し,熱や光で化学結合の形成と開裂を変化させる分子層を利用して接着界面から解体する機構について検討した。