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[13p-N207-6] 高プロトン伝導性スルホン化ポリイミド薄膜における半脂環式主鎖と組織構造の検討
キーワード:燃料電池、蓄電池、ソフトマター
我々の研究グループは広義のリオトロピック液晶性により含水に応じて長距離秩序(ラメラ構造)を示すスルホン化ポリイミド薄膜を見出し、その組織構造とプロトン伝導性の相関を報告してきた。本研究では、リオトロピック液晶性に求められる主鎖の剛直性を弱めることで、組織構造化の検討を行った。その結果主鎖の剛直性が弱くても、分子量を向上させるとラメラ構造が得られることが新たにわかった。