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△ [13p-N302-1] Ph-BTBT-C10薄膜のテンプレート層を用いない分子配向制御
キーワード:pMAIRS、蒸着法、液晶
有機半導体のデバイス特性は分子凝集構造に強く依存する。特に薄膜中の分子の配列は電荷輸送の方向を決めるため、分子配向の制御が求められる。本研究では高性能有機半導体材料Ph-BTBT-C10の蒸着膜を様々な基板温度で製膜し、その分子凝集構造をpMAIRS法および2D-GIXDを用いて解析した。pMAIRS法による解析の結果、基板を173 K程度まで冷却することで、この化合物では珍しいFace-on配向が主成分として形成されることが分かった。