[13p-N306-1~9] 17.1 カーボンナノチューブ，他のナノカーボン材料

[13p-N306-9] CNT超軽量材料における電磁波吸収性能のCNT濃度依存性

〇柳 伶旺¹、上野 智永¹、日髙 貴志夫²、伊藤 彰³ (1.名大院工、2.山形大工、3.パナソニック（株）)

キーワード：カーボンナノチューブ、電磁波吸収材料、超軽量材料

宇宙・航空、モビリティ分野での通信の高度化および第五世代の通信を利用したモバイル電子機器の発達に伴い、軽量かつ広帯域で使用可能な電磁波吸収材料が強く求められている。本研究では、CNTとセルロースを複合化することで、かさ密度10 mg/cm³の超軽量電磁波吸収材料を作製した。超軽量材料のCNTの添加量を変化させることで、電磁波吸収性能がどのように変化するのかを幅広い周波数帯域(C, X, Ku, K, Ka, W band)で調査した。