[13p-N321-1~15] 3.11 フォトニック構造・現象

[13p-N321-13] 三角格子フォトニック結晶におけるコヒーレント後方散乱

〇(M1)栗原 智哉^1,2、森竹 勇斗^1,3、納富 雅也^1,2,4 (1.東工大理、2.NTT物性研、3.JSTさきがけ、4.NTTナノフォトニクスセンタ)

キーワード：コヒーレント後方散乱、Berry位相

2次元三角格子フォトニック結晶が持つK点近傍のDirac分散によって，Dirac点近傍のコヒーレント後方散乱(CBS)はπのBerry位相を獲得し抑制されることが数値計算において確認されている。本研究は，その実験的実証に向けた前段階として，数値計算で，CBS抑制が生じるdisorderの範囲を調べた。本研究の成果として，バレー間散乱の発現に伴ってCBS抑制が消失することが新たに分かった。