2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.7 医用工学・バイオチップ

[13p-N322-1~16] 12.7 医用工学・バイオチップ

2021年9月13日(月) 13:30 〜 18:00 N322 (口頭)

加治佐 平(東洋大)、當麻 浩司(医科歯科大)、小野 尭生(阪大)

13:30 〜 13:45

[13p-N322-1] 抗原抗体反応を用いた新型コロナウイルス検出のための
グラフェンバイオセンサーの開発

佐藤 夏岐1、山本 佳織1、小野 尭夫1,2、金井 康1、渡邊 洋平3、牛場 翔太4、宮川 成人4、品川 歩4、谷 普輔4、木村 雅彦4、〇松本 和彦1 (1.阪大産研、2.JST さきがけ、3.京都府立医、4.村田製作所)

キーワード:グラフェン電界効果トランジスタ、新型コロナウイルス、抗原抗体反応

新型コロナウイルス (SARS-CoV-2) 表面上のスパイクタンパク質受容体ドメイン (RBD) とこのRBDと特異的に結合する抗体との抗原抗体反応に着目し、その反応系をグラフェン電界効果トランジスタ (G-FET) 上に再現することで、ヒト唾液等の臨床検体中のSARS-CoV-2を特異的、高感度かつ短時間で検出することを目指している。本実験ではG-FET適用のための抗体修飾条件およびブロッキング条件の最適化を検討した。