2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.7 医用工学・バイオチップ

[13p-N322-1~16] 12.7 医用工学・バイオチップ

2021年9月13日(月) 13:30 〜 18:00 N322 (口頭)

加治佐 平(東洋大)、當麻 浩司(医科歯科大)、小野 尭生(阪大)

14:30 〜 14:45

[13p-N322-5] 分子認識ポリマー修飾基板を用いたSPRバイオセンサによるクレアチニンの高感度検出

鎌田 一輝1、加治佐 平1,2 (1.徳島大、2.東洋大)

キーワード:表面プラズモン共鳴、分子認識ポリマー

慢性腎臓病は日本人のおよそ8人に1人が罹患しているとされている。慢性腎臓病は自覚症状がなく、気づいた時には腎機能の半分以上を失っていることも少なくない。そのため、早期発見が必要とされている。本研究では、慢性腎臓病のマーカーであるクレアチニンを表面プラズモン共鳴と分子認識ポリマーを掛け合わせ、非標識で特異的かつ高感度に測定できるバイオセンサの構築を行った。