[13p-N406-1~15] 9.5 新機能材料・新物性

[13p-N406-6] フタロシアニン基金属‐有機構造体形成とその磁性

〇井上 大樹¹、中嶋 桃子¹、萩原 政幸²、木田 孝則²、本多 善太郎¹ (1.埼玉大院理工、2.阪大先端強磁場)

キーワード：フタロシアニン、磁性、二次元物質

金属フタロシアニンシート（MtPPc）は金属フタロシアニンがベンゼン環を共有し、二次元に伸展したシート構造を有する。金属Mtが周期的に配置するため磁性が注目されており、高キュリー温度強磁性や反強磁性の発現が予測されている。これまでにオクタシアノ金属フタロシアニンを原料にMtPPcが生成することを明らかにした。今回我々は高品質MtPPcの生成条件と各種反応生成物のシート構造の同定を目的に研究を行った。