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[21a-P02-5] 地磁気逆転現象の展示実験
キーワード:内核、外核、逆立ち独楽現象
現在でも地磁気極は移動しながら地磁気強度が減少していることが観測されている。また、チバニアンの痕跡から地磁気逆転過渡期には2万年間の無地磁気状態を伴う事が判明している。地磁気逆転については地球ダイナモ説に基づく研究があるが、我々は研究の取組として地磁気が地球外核と内核の2つの磁気の合成ベクトルであるという仮説を立て、地磁気の逆転が固体であることが知られている内核の成長に伴う逆立ち独楽現象により引き起こされると考えた。この地磁気の逆転現象を手近な材料により展示することを計画し、外核と内核に見立てた棒磁石と複数の方位磁針により、地磁気の変化を展示実験する。