[21a-P05-1~3] 1.5 計測技術・計測標準

[21a-P05-1] 超小型原子時計に適用可能なフォトダイオードアレイを用いたライトシフト測定法

〇福岡 政大¹、花谷 晃¹、五箇 繁善¹ (1.都立大)

キーワード：超小型原子時計、ライトシフト測定

本報告では、ガスセル型原子時計における新たなライトシフト測定法を提案する。原子共鳴を観測するレーザ光がガウス状の光量分布を有するので、アレイ状のフォトダイオード(PD)を用いて光量分布を別々に捉える。それぞれのPDで観測される原子共鳴は光量分布により異なる光量で生じたライトシフトを含む共鳴周波数として観測できる。したがって各PDでの共鳴周波数の差からライトシフトを推定することができる。