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[21p-P01-25] 化学気相析出法によるCe3+:Lu3Al5O12厚膜蛍光体の合成と発光特性評価
キーワード:Lu3Al5O12、化学気相析出法、発光
化学気相析出法を用いてY3Al5O12 (YAG) 単結晶基板上にCe3+添加Lu3Al5O12 (LuAG) 厚膜蛍光体を合成し、その発光特性を評価した。Ce3+:LuAG厚膜は、YAG単結晶上にcube-on-cube様式でエピタキシャル成長し、成膜速度は58μm h−1に達した。Ce3+:LuAG厚膜は、紫外線やX線励起によりCe3+の5d–4f遷移由来による黄緑色の発光を呈した。α線励起による減衰曲線は、43 nsと447 nsの時定数から成っており、それぞれCe3+由来とアンチサイト欠陥由来の発光によるものと推察される。