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[21p-P07-5] 共鳴トンネルダイオードテラヘルツ発振器を用いたサブキャリアFMCWレーダによるリアルタイム距離測定
キーワード:テラヘルツ、共鳴トンネルダイオード、レーダー
共鳴トンネルダイオード(RTD)発振器はテラヘルツギャップを克服するデバイスとして注目を集めている。我々は、RTDを用いたサブキャリアFMCWによる距離測定において標準偏差0.61mmの精密測定を達成したが、測定時間は1分程要していた。今回、詳細な特性測定によるバイアス・変調振幅最適化、および、信号処理方式の改善により距離測定のリアルタイム化(測定時間4ms)に成功したことを報告する。