[22p-P04-1~16] 12.1 作製・構造制御

[22p-P04-14] π-コンジュゲートポリマーナノ粒子のアルミニウム陽極酸化被膜への固定化とアルミニウムイオンによる粒径制御

〇吉田 恭平¹、小町 裕司²、高藤 誠³、伊原 博隆^3,4、永岡 昭二¹ (1.熊本県産技セ、2.（株）熊防メタル、3.熊本大院先端、4.沖縄高専)

キーワード：アルミニウム陽極酸化被膜、ポリマーナノ粒子、表面修飾

水-エタノール混合溶媒中で1,5-ジヒドロキシナフタレンとヘキサメチレンテトラミンを加熱混合すると付加縮合によりポリマーナノ粒子(SNPs)が生成する。アルミニウム陽極酸化皮膜(AAO)を共存させると、SNPsを形成しながらAAO上に固定化され、SNPsの積層によりロータス効果が生じ、撥水性、耐酸性が向上した。さらに、反応液中のアルミニウムイオンの濃度の増大に伴い、SNPsの粒径が増大した。