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[22p-P08-6] 原子間力顕微鏡の往復フォースカーブを用いた初期発生胚のレオロジー解析
キーワード:原子間力顕微鏡、胚発生、細胞メカニクス
原子間力顕微鏡(AFM)は、発生胚の力学特性について低侵襲かつ高速に測定を行えるため、発生過程を追跡することが可能である。本研究では、AFMの往復フォースカーブを用い、初期発生胚のレオロジーマッピング測定を行った。結果、細胞分裂時に弾性が増大し、粘性が減少することが分かった。また、原腸陥入進入時に粘弾性が変化し、その挙動は細胞の位置や時間と共に大きく変動することが分かった。当日は、その詳細を報告する。