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[22p-P09-2] 印刷配線を用いた無線給電式薄膜状発光デバイスの開発
キーワード:高分子薄膜、プリンテッドエレクトロニクス、発光デバイス
光線力学療法(PDT)は、光増感剤が集積した腫瘍に光を照射することにより発生する活性酸素を利用して、がんの細胞死を誘導する治療方法であり、病変選択的な治療法として臨床応用されている。本研究では、インクジェット印刷を用いてポリ乳酸と金ナノインクから構成される薄膜状のアンテナコイルを作製し、このコイルにLEDならびにコンデンサからなる整流回路を実装し、無線給電により作動可能な薄膜状発光デバイスを作製した。本講演では、薄膜デバイスの作製に必要な各要素についての議論を中心に実施する予定である。