2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.7 医用工学・バイオチップ

[22p-P09-1~13] 12.7 医用工学・バイオチップ

2021年9月22日(水) 17:00 〜 18:40 P09 (ポスター)

17:00 〜 18:40

[22p-P09-2] 印刷配線を用いた無線給電式薄膜状発光デバイスの開発

齋藤 優人1、野本 貴大2、横式 康史3、徳田 崇3、藤枝 俊宣1 (1.東工大生命理工、2.東工大化生研、3.東工大工)

キーワード:高分子薄膜、プリンテッドエレクトロニクス、発光デバイス

光線力学療法(PDT)は、光増感剤が集積した腫瘍に光を照射することにより発生する活性酸素を利用して、がんの細胞死を誘導する治療方法であり、病変選択的な治療法として臨床応用されている。本研究では、インクジェット印刷を用いてポリ乳酸と金ナノインクから構成される薄膜状のアンテナコイルを作製し、このコイルにLEDならびにコンデンサからなる整流回路を実装し、無線給電により作動可能な薄膜状発光デバイスを作製した。本講演では、薄膜デバイスの作製に必要な各要素についての議論を中心に実施する予定である。