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[22p-P09-8] カーボンナノチューブ電極を用いたドーパミンとノルアドレナリンの同時定量
キーワード:バイオセンサ、カーボンナノチューブ
ドーパミンやノルアドレナリンは神経伝達物質と呼ばれる化学物質である。しかし、これらに異常が生じることでパーキンソン病や注意欠如・多動症(ADHD)、うつ病などの精神疾患を引き起こすと言われ、これらの物質は精神疾患の診断治療の重要な情報であるため、ドーパミンやノルアドレナリンを簡易検出することには意義がある。本研究ではCNT電極を用いた電気化学センサを作製し、生体物質の選択的な電気化学検出を目的とする。