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[23a-P02-23] 有機半導体を用いた新規シナプス素子の開発
キーワード:ニューロモルフィックデバイス、有機半導体、キャパシターメモリ
デジタル計算機の性能向上に伴い、人工知能が様々な分野で利用されている。しかし、ヒトの脳と比較して人工知能の消費電力は莫大であることが知られている。そこで、消費電力や効率の面から生物学的ニューロンとシナプスの機能を模倣したデバイスを集積回路に実装するニューロモルフィックデバイスが注目されている。本研究では、電気的に浮遊状態にある有機半導体層を用いた新規素子構造により、人工シナプスとして機能する容量変化型メモリを作製したので報告する。