2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.3 機能材料・萌芽的デバイス

[23a-P02-1~24] 12.3 機能材料・萌芽的デバイス

2021年9月23日(木) 09:00 〜 10:40 P02 (ポスター)

09:00 〜 10:40

[23a-P02-23] 有機半導体を用いた新規シナプス素子の開発

北見 創1、渡邊 航大1、本間 友1、小林 亮太1、松井 弘之1 (1.山形大)

キーワード:ニューロモルフィックデバイス、有機半導体、キャパシターメモリ

デジタル計算機の性能向上に伴い、人工知能が様々な分野で利用されている。しかし、ヒトの脳と比較して人工知能の消費電力は莫大であることが知られている。そこで、消費電力や効率の面から生物学的ニューロンとシナプスの機能を模倣したデバイスを集積回路に実装するニューロモルフィックデバイスが注目されている。本研究では、電気的に浮遊状態にある有機半導体層を用いた新規素子構造により、人工シナプスとして機能する容量変化型メモリを作製したので報告する。