[23a-P02-1~24] 12.3 機能材料・萌芽的デバイス

[23a-P02-3] 固体高分子電解質膜の駆動環境拡大を指向した高分子イオン液体の創製

〇(M2)鈴木 亨奈¹、野原 智裕¹、田端 恵介¹、山門 陵平²、有田 稔彦³、増原 陽人^1,4 (1.山形大院理工、2.山形大院有機材料、3.東北大多元研、4.山形大有機材料セ)

キーワード：イオン液体ポリマー、固体高分子電解質膜形燃料電池、プロトン伝導性高分子

固体高分子形燃料電池は、小型軽量化・低温作動可能といった特徴を有している。一方で、プロトン伝導を行うにあたり、湿度制御（相対湿度90% RH以上）が必須であり、さらに、高温（100℃以上）下での伝導性・熱安定性に課題がある。本研究ではイオン液体に着目し、高温・低相対湿度下でプロトン伝導可能な電解質膜材料を作製する。さらに自立単膜化に向けて、疎水性分子の添加により、イオン液体の流動性抑制を実現する。