2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.3 機能材料・萌芽的デバイス

[23a-P02-1~24] 12.3 機能材料・萌芽的デバイス

2021年9月23日(木) 09:00 〜 10:40 P02 (ポスター)

09:00 〜 10:40

[23a-P02-4] 大気圧プラズマを用いた新規無電解樹脂めっき法

山崎 舜介1、古橋 貴洋2、山田 喜康2、臼井 博明1、市原 祥次1 (1.農工大院工、2.(株)山田)

キーワード:無電解めっき、クロム酸、自己組織化単分子膜

ポリカーボネート等の樹脂上に無電解めっきを施す過程において、従来はクロム酸を用いて樹脂表面を粗化して密着を得る手法を取ってきたが、この手法は樹脂/金属界面の粗さに起因する種々の課題を抱えており、クロム酸も環境上の問題となる。そこで本研究では持続可能な安全性の高い新手法の開発を目指すべく、大気圧プラズマと自己組織化単分子膜に注目した。その結果、従来では得られなかった金属光沢をもつめっき膜の作製に成功した。