[23a-P12-1~5] 13.9 化合物太陽電池

[23a-P12-2] 逆積み格子不整合系InGaAs太陽電池の転位すべり面と電気特性の関係

〇小倉 暁雄¹、鈴木 秀俊²、大島 隆治³、菅谷 武芳³、今泉 充¹ (1.宇宙機構、2.宮大工、3.産総研)

キーワード：転位、太陽電池、X線回折

格子不整合系多接合太陽電池は，より最適なバンドギャップ材料の組み合わせが可能となり，従来の格子整合系よりも高効率化できる．組成傾斜バッファ層内の転位すべり面の制御が困難であるため，ウェハ面内で電気特性に分布が生じていた．本報告では，格子不整合系In_0.3Ga_0.7As単接合太陽電池のウェハ面内での電気特性分布と転位すべり面の関係について調べた．W_ocの大きいサンプルではα転位すべり面の選択性が急激に変化していた．