[23p-P11-1~25] 17 ナノカーボン(ポスター)

[23p-P11-8] 半導体カーボンナノチューブ型光熱起電力検出器の撮像感度最適化

〇(DC)李 恒^1,2、高橋 典華³、河野 行雄^1,2,3 (1.東工大未来研、2.東工大電電、3.中大理工)

キーワード：単層カーボンナノチューブフィルム、光熱起電力イメージング、化学ドーピング

本研究では優れた熱電特性を持つ半導体質分離型単層カーボンナノチューブ（SWCNT）薄膜を用いて，N型・P型ドーピングを両立するフレキシブル広帯域光熱起電力撮像素子を開発した．今まで十分に検討が為されてこなかった撮像性能のSWCNT電気特性依存評価に加え，ドーピング主導の感度チューニングを可能にした．従来の無分離SWCNT型素子と比較して新規の機能性発現を示唆する結果が得られたため，これを報告する．