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[16a-P02-17] 導電性高分子とコンポジット化したチオフェンデンドリマーの熱電変換特性
キーワード:ゼーベック、デンドリマー、熱電
本研究では分子設計により軌道縮退が期待されるチオフェンデンドリマー14Tに注目し、分子対称性と軌道縮退性による高ゼーベック係数を予想した。これまでにFeCl3・6H2Oを酸化剤としてドープした14T薄膜で熱電変換特性を観測し、高いゼーベック係数を報告したが、14T薄膜の低導電性が課題として残された。そこで、14T薄膜中に導電性高分子P3HTをコンポジット化することで導電性を向上させ、高ゼーベック係数と高導電性の同時実現を試みた。