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[16a-P05-3] 蓄熱性低分子の冷結晶化解析とナノプローブ熱分析
キーワード:冷結晶化、蓄熱、示差走査熱量測定
冷結晶化とは、液体やガラス状態の分子を加熱した際に発熱を伴った結晶化が起こる現象であり、このような現象を示す分子は蓄熱材料とみなすことができる。本研究では、アゾ基を2つ有する色素分子の冷結晶化挙動を解析した。分子に導入するアルキル基の長さに応じて、冷結晶化の有無や発現温度域が変化した。それらの熱挙動を、示差走査熱量測定(DSC)や原子間力顕微鏡(AFM)を用いて分析した。