[16a-P08-1~12] 3.12 ナノ領域光科学･近接場光学

[16a-P08-8] Nano-Hemisphere on Mirror (NHoM)構造を用いたプラズモニックカラーセンサ

〇前田 早郁子¹、松田 恒輝¹、長谷川 遼¹、松山 哲也¹、和田 健司¹、岡本 晃一¹ (1.阪府大院工)

キーワード：局在型表面プラズモン共鳴、金属ナノ構造

局在型表面プラズモン共鳴は、金属ナノ微粒子の大きさや形状によって共鳴ピーク波長を制御できる。我々はスペーサー層を介した鏡面基板上に形成した銀のランダムナノ微粒子 (NHoM) 構造を作製し、プラズモニックカラーの制御に利用できることを示した。この構造により、共鳴スペクトルの増強と先鋭化が達成でき、波長変化幅が大きい高感度センシングが可能であることを計算と実験で実証したので報告する。