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[16a-Z03-6] X線の時間構造を使ったスピンダイナミクスの研究
キーワード:時間分解X線磁気光学効果測定
物質中の光誘起磁化ダイナミクスは、高速な消磁、磁化反転などの多彩な物理現象を示し、スピントロニクスへの応用の観点もふくめて近年注目を集めている。我々は光誘起ダイナミクスを直接的に観察するために、時間分解測定装置を開発し、ポンプ・プローブ法による光誘起磁化ダイナミクスの元素選択的な測定をSPring-8とSACLAを組み合わせて行ってきた。手法と得られた結果などについて紹介する。