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△ [16a-Z18-1] マイクロフローリアクターによる狭発光半値幅InP量子ドットの合成
キーワード:フロー合成、ディスプレイ、発光素子
近年、次世代ディスプレイ向け発光材料としてCdフリーの量子ドット(QD)が注目されている。本研究では、昇温時間が高速で、反応場の温度を均一にできるマイクロフローリアクターを用いたInP系QDの合成を行い、発光半値幅の狭小化を試みた。その結果、緑色QDにおいて、コア作製時に欠陥の原因となるZnを添加することなく発光半値幅40 nm未満を実現した。作製したQDの素子化を行うことで、高色純度な緑色発光が可能になると期待される。