[16a-Z18-1~7] 12.4 有機EL・トランジスタ

[16a-Z18-2] 発光層に緑色発光カドミウムフリー量子ドットと黄緑発光フルオレン系高分子を用いた逆構造型発光ダイオードの特性比較

〇梶井 博武¹、黄 毛蔚¹、平川 正明²、岡本 彬仁¹、森藤 正人¹、近藤 正彦¹ (1.阪大院工、2.アルバック未来技術研)

キーワード：カドミウムフリー量子ドット、高分子EL

フルオレン系高分子発光材料であるpoly(9,9- dioctylfluorene-alt-benzothiadiazole) (F8BT)を用いた逆構造素子の特性をもとに、コア・シェル構造のInP/ZnSe/ZnSのカドミウムフリーQDを用いた量子ドット発光ダイオード（QLED）の発光特性改善に向けて検討を行った。高輝度発光F8BT逆構造素子を元に作製したQLEDから、主に緑色発光のQDに起因する520nm付近に発光ピークを有するELスペクトルが得られた。