2021年第68回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.5 有機太陽電池

[16a-Z20-1~10] 12.5 有機太陽電池

2021年3月16日(火) 09:00 〜 12:00 Z20 (Z20)

尾坂 格(広島大)、大北 英生(京大)

11:30 〜 11:45

[16a-Z20-9] 低温焼成ZnOを用いた逆型有機太陽電池の
光電変換特性と光耐久性の向上

中川 采恵1、中野 正浩1、佐藤 史哉1、Md. Shahidumann2,3、辛川 誠1,2,3、當摩 哲也1,2,3、高橋 光信1 (1.金沢大院自、2.金沢大NanoMaRi、3.金沢大Infiniti)

キーワード:有機薄膜太陽電池、酸化亜鉛

有機薄膜太陽電池(OSC)は軽量・柔軟という特徴を有し、次世代の太陽電池として期待される。本研究室ではOSCの耐久性に注目した研究を盛んに行っており、大気中作製可能で高耐久なOSCの開発に成功している。しかし、このOSCを作製する際には電子捕集層ZnO作製のために基板を高温で加熱するため、柔軟な素子に必須であるPET基板を使用できないことが課題である。本研究ではZnOの焼成温度を低下させた場合の太陽電池特性への影響を調査した。