2021年第68回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[16a-Z35-1~10] 9.5 新機能材料・新物性

2021年3月16日(火) 09:15 〜 12:00 Z35 (Z35)

田中 啓文(九工大)、鈴木 裕史(弘前大)

11:15 〜 11:30

[16a-Z35-8] 応力発光力学イメージングによる衝撃応力とその応力波の伝搬の可視化

濱 惇一郎1,2、岩田 隆正1,2、徐 超男1,2 (1.産総研、2.九大)

キーワード:応力発光、衝撃応力、応力分布

応力発光体は、力学情報を発光現象によって表現することのできる無機材料デバイスである。本研究では、高速カメラと応力発光体を用いて衝撃によるμ秒単位の瞬間的な発光現象の解析を行った。実験は試験片にハンマーで衝撃を与えるもので、衝撃面の背面に応力発光体をシート状にしたものを接着した。その際に、背面の発光現象を高速カメラで撮影し、三軸ひずみゲージを用いてひずみの評価を行った。背面の画像から衝撃応力の伝搬の様子を捉えることができた。また、発光とひずみの関係から衝撃による発光現象とひずみ値が一致することがわかった。