[16p-P07-1~5] 9.1 誘電材料・誘電体

[16p-P07-1] 第一原理計算によるMg+W添加AlNの圧電特性の調査

〇(M1C)豊福 朋也¹、平田 研二²、Anggraini Sri Ayu²、秋山 守人²、上原 雅人^1,2、山田 浩志^1,2 (1.九大、2.産総研)

キーワード：圧電性、第一原理計算

本研究では，第一原理計算を用いて，Mg_xW_yAl_1-(x+y)N(x/y=3)における各物性値を計算し，添加元素の組成依存性について調査した．この結果から，Mg+W添加量が増加するに従い，e₃₃は上昇しC₃₃は低下することを確認した．またx+y=0.5でd₃₃はAlNの約6倍の値を示し，AlNへのMg+Wの添加が圧電特性を向上させるために有用であることが示された．