2021年第68回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.1 光学基礎・光学新領域

[16p-Z09-1~14] 3.1 光学基礎・光学新領域

2021年3月16日(火) 13:30 〜 17:15 Z09 (Z09)

矢野 隆章(徳島大)、横山 知大(阪大)

16:00 〜 16:15

[16p-Z09-10] 光渦の軌道角運動量分解精度向上のための偏光回折素子光学系開発

〇(M1)飯塚 健介1、山根 啓作1、川村 一貴1、坂本 盛嗣2、小野 浩司2、岡 和彦3、戸田 泰則1、森田 隆二1 (1.北大院工、2.長岡技科大、3.弘前大)

キーワード:光渦、軌道角運動量、偏光回折素子

偏光回折素子を用いて光渦の軌道角運動量を高精度に分解する光学系を開発した。
光渦の螺旋性を特徴づけるトポロジカルチャージl​について光波成分を展開する、軌道角運動量(OAM)分解が応用の観点から重要である。低損失、高速性を有するOAM分解技術としてlog-polar変換を用いる手法があり、我々は偏光回折素子を用いることでlog-polar変換の利点を保ちつつOAM分解精度の向上を達成した。