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[16p-Z11-6] 立方晶系レーザー媒質の第一原理計算による熱膨張係数評価
キーワード:熱膨張係数、レーザーセラミックス、第一原理計算
レーザー発振器における発振出力の安定化には、レーザー媒質結晶における正確な熱パラメータに基づいた熱設計が必須となる。今回我々は、応力フリーの状態におけるYAGをはじめとするレーザーセラミックス用結晶の熱膨張係数を第一原理計算により評価した。300 KにおけるYAG、LuAG、Y2O3、Sc2O3、Lu2O3の熱膨張係数はそれぞれ7.26、7.52、7.95、7.18、6.95×10-6/Kであった。