2021年第68回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[16p-Z12-1~17] 8.8 プラズマエレクトロニクス分科会30周年記念特別セッション

2021年3月16日(火) 13:00 〜 19:45 Z12 (Z12)

明石 治朗(防衛大)、松井 信(静大)、桑畑 周司(東海大)、梅澤 義弘(東京エレクトロン宮城)

19:15 〜 19:30

[16p-Z12-16] 酸素ラジカル処理肥料溶液を用いた殺菌でのピロール化合物の重要性

〇(D)岩田 直幸1、石川 健治1、橋爪 博司1、田中 宏昌1、伊藤 昌文2、堀 勝1 (1.名古屋大学、2.名城大学)

キーワード:酸素ラジカル処理、L-トリプトファン、液中殺菌効果

本発表では, プラズマ中の中性酸素ラジカルにて処理した水耕栽培養液中の殺菌効果の強化について報告する. 以前報告した酸素ラジカル処理L-フェニルアラニン溶液では, 殺菌速度は96時間で6桁の大腸菌を殺菌する程度であり, その改善が課題であった. 対策として, 他のアミノ酸候補を入念に調査した結果, L-トリプトファンに酸素ラジカルによる活性化を施すことで, 殺菌効果が著しく改善されることを発見したので報告する.