2021年第68回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

CS コードシェアセッション » 【CS.6】 6.5 表面物理・真空、7.6 原子・分子線およびビーム関連新技術のコードシェアセッション

[16p-Z14-1~5] CS.6 6.5 表面物理・真空、7.6 原子・分子線およびビーム関連新技術のコードシェアセッション

2021年3月16日(火) 13:30 〜 14:45 Z14 (Z14)

田川 雅人(神戸大)

14:30 〜 14:45

[16p-Z14-5] SnPc の吸着による Au(111)ショックレー状態のラシュバ分裂の変化

下澤 皐介1、小久保 裕太1、黒田 健太2、川口 海周2、原沢 あゆみ2、近藤 猛2、矢治 光一郎3、辛 埴2、金井 要1 (1.東理大理工、2.東大物性研、3.物材機構)

キーワード:ラシュバ分裂、角度分解光電子分光 (ARPES)、有機分子

貴金属(111)面のショックレー状態はスピン軌道相互作用によってスピン分裂する(ラシュバ分裂)事が知られている。ラシュバ分裂が生じる系を利用した応用的研究がこれまでになされており、デバイスなどの性能を左右するラシュバ分裂の分裂幅の制御は重要なテーマである。本研究では分裂幅を増強する事が予想されるシャトルコック型フタロシアニンのSnPcをAu(111)に吸着させ、ショックレー状態の変化を観察した。