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[16p-Z18-6] [講演奨励賞受賞記念講演] 間欠蒸着法を用いたAlq3蒸着薄膜における自発的配向分極の極性制御
キーワード:有機ELデバイス、配向分極、配向制御
Alq3等のOLED用極性分子は自発的に配向し、膜の表面と裏面に分極電荷が現れる。これにより電極からの電荷注入が促進されるため、分極電荷は素子性能を決定する重要な要素である。分極電荷はバルクで発現することもあるが、その機構は不明であった。本研究では成膜プロセスにより分子配向制御が可能であることを示し、微量蒸着と中断を繰り返す間欠蒸着法を提案する。これによりAlq3薄膜表面の分極電荷の極性を反転できたため報告する。