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[16p-Z22-7] グラフェンFETアレイを用いたヒトインフルエンザウイルスの検出
キーワード:グラフェン、インフルエンザウイルス
我々はグラフェン電界効果トランジスタ(G-FET)の分子吸着に伴うキャリア密度変調をバイオセンサーに応用することで、インフルエンザウイルス(IFV)の検出を目指している。ヒト感染性IFVがヒトに感染するとき、まずは喉の細胞表面にあるa2.6型シアロ糖鎖に結合する。この機構をG-FET上に再現した。また、82G-FETアレイを作製後、糖鎖修飾領域と非修飾領域に同時にIFVを導入し、電流値の差分を評価することでIFVの検出を試みた。