2021年第68回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

CS コードシェアセッション » 【CS.1】 2.4 加速器質量分析・加速器ビーム分析、7.5 イオンビーム一般のコードシェアセッション

[16p-Z34-1~15] CS.1 2.4 加速器質量分析・加速器ビーム分析、7.5 イオンビーム一般のコードシェアセッション

2021年3月16日(火) 13:15 〜 17:30 Z34 (Z34)

松崎 浩之(東大)、三宅 泰斗(理研)、藤田 奈津子(原子力機構)

16:15 〜 16:30

[16p-Z34-11] JAEA-AMS-TONO-5MVにおける塩素-36AMS測定技術開発

藤田 奈津子1、松原 章浩1、三宅 正恭2、西尾 智博2、小川 由美2、國分(齋藤) 陽子1 (1.原子力機構東濃、2.ペスコ)

キーワード:加速器質量分析、塩素-36

日本原子力研究開発機構東濃地科学センターでは, 地質環境の長期安定性に関する研究において加速器質量分析(AMS) 装置JAEA-AMS-TONO-5MV を使用し, 塩素-36 測定に向けた技術開発を行っている。本研究では, 電離箱での硫黄-36 の高い分離能力を得るため主に電離箱の条件の設定を行った。加速電圧は4.75 MV(エネルギー28.5 MeV) を使用し, 重イオン検出器の窓には50 nm の窒化シリコン薄膜を, 検出器中のガスはイソブタンを使用した。発表では開発状況を報告する。