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[16p-Z34-11] JAEA-AMS-TONO-5MVにおける塩素-36AMS測定技術開発
キーワード:加速器質量分析、塩素-36
日本原子力研究開発機構東濃地科学センターでは, 地質環境の長期安定性に関する研究において加速器質量分析(AMS) 装置JAEA-AMS-TONO-5MV を使用し, 塩素-36 測定に向けた技術開発を行っている。本研究では, 電離箱での硫黄-36 の高い分離能力を得るため主に電離箱の条件の設定を行った。加速電圧は4.75 MV(エネルギー28.5 MeV) を使用し, 重イオン検出器の窓には50 nm の窒化シリコン薄膜を, 検出器中のガスはイソブタンを使用した。発表では開発状況を報告する。