[16p-Z35-1~8] 9.5 新機能材料・新物性

△ [16p-Z35-2] 擬一次元ビスマスハライドにおける種々のトポロジカル量子相の開拓

〇小林 賢¹、野口 亮²、高橋 敬成¹、近藤 猛²、笹川 崇男¹ (1.東工大フロンティア研、2.東大物性研)

キーワード：トポロジカル絶縁体、輸送特性

我々は、擬一次元ビスマスハライド（Bi₄X₄, X = Br, I）が、これら様々なトポロジカル量子相の現れる物質群であることを見出してきた。さらに、ビスマスハライドの混晶系のBi₄Br_4-xI_xにおいて、強いトポロジカル絶縁体やトポロジカル相転移の可能性を発見した。講演では、トポロジカル電子状態の変化を第一原理計算から整理した上で、系統的に組成変化させたビスマスハライド単結晶の輸送特性とトポロジカル相の関連性について議論する。