[17a-P01-1~6] 3.1 光学基礎・光学新領域

[17a-P01-4] Bull’s eye型プラズモニックチップによるナノ粒子の光捕捉メカニズム

〇(M1)小泉 喬史¹、永末 智也²、田和 圭子²、細川 千絵¹ (1.阪市大院理、2.関学大院理工)

キーワード：光ピンセット、表面プラズモン共鳴、量子ドット

我々は、溶液中のナノ粒子や分子の安定した光捕捉を目的として、プラズモニックチップによる電場増強を利用したナノ粒子の光捕捉に関する研究を進めている。これまでに、Bull’s eye型プラズモニックチップ表面における量子ドットの粒子運動がカバーガラス表面と比較して遅くなることを示している。今回、プラズモニックチップ表面でのナノ粒子の蛍光相関分光測定と共鳴角の数値解析によりナノ粒子の光捕捉メカニズムについて考察した。