[17a-P06-1~5] 12.6 ナノバイオテクノロジー

[17a-P06-4] 前方光散乱瞬時計測による糖鎖‐レクチン架橋反応凝集のダイナミック評価

〇若松 孝^1,2、小野田 崇司²、植 英規²、尾形 慎^2,3 (1.茨城高専、2.福島高専、3.福島大学)

キーワード：タンパク質、凝集体、光散乱

細胞の代謝反応をはじめ、分子の集合状態と機能とを結びつける状態(形態)機能相関から生物学的研究が進められている。我々は、糖鎖を介したバイオプロセスモデルとして糖鎖と糖認識レクチンの架橋形成に伴う形態変化に着目し、開発の前方静的光散乱の瞬時計測装置でそのプロセスを評価した。リガンド架橋で形成される凝集体の数やサイズが増加するだけでなく、凝集体がより密な構造となり、架橋反応が平衡状態に至る過程を追跡した。