[17a-P09-1~7] 12.7 医用工学・バイオチップ

[17a-P09-7] デジタルエマルション法開発に向けた蛍光試薬の基礎検討

〇安浦 雅人¹、芦葉 裕樹¹、平間 宏忠¹、藤巻 真¹ (1.産総研)

キーワード：油中液滴、バイオセンサ

近年、極めて高感度のウイルス検査法開発のアプローチの一つとして、サンプルをfLサイズに分画して区画ごとの信号の有無を判定するデジタルアッセイが盛んに研究されている。ウェルによる微小分画が主流であるが、サンプルロスの少なさや対応可能な液量の点でエマルション化も有力な手法である。そこで本研究では、エマルション方式の微小分画による汎用的なデジタルアッセイ開発の基礎検討の一環として、蛍光試薬に溶存酸素応答性蛍光試薬を用いた測定系の検討を行った。