[17a-Z05-1~11] CS.3 Code-sharing Session of 3.11 & 3.12

[17a-Z05-10] Highly efficient plasmon conversion and photocatalytic application by two-dimensional photonic structure

〇(M2)Wei Fu¹, Daiji Yamashita², Toshihiko Fujimori², Takamasa Onoki², Kailong Hu¹, Akada Keishi¹, Yoshikazu Ito¹, Jun-ichi Fujita¹ (1.Univ. of Tsukuba, 2.Sumitomo Electric Industries, Ltd)

Keywords:Surface Plasmon, Photocatalyst

光触媒の代表的な例として酸化チタン (TiO₂)がある。酸化チタンのエネルギーギャップは3.2 eVで385 nm(紫外領域)に相当する。つまり、太陽光は赤外から紫外の幅広いスペクトルを持つが、その一部しか利用できていないことになる。光触媒効率の向上のためには、赤外領域光の2光子吸収を用いる方法が有効である。金属の周期構造により、赤外から可視領域の光を金属表面でプラズモン変換し、集光構造によって中心部位で集光させれば、非常に強い局在した光を形成することができる。我々はこの局在光を用いて、２光子吸収効率が向上されることを実証した。