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[17a-Z05-10] 二次元フォトニック構造による高効率プラズモン変換と光触媒応用
キーワード:表面プラズモン、光触媒
光触媒の代表的な例として酸化チタン (TiO2)がある。酸化チタンのエネルギーギャップは3.2 eVで385 nm(紫外領域)に相当する。つまり、太陽光は赤外から紫外の幅広いスペクトルを持つが、その一部しか利用できていないことになる。光触媒効率の向上のためには、赤外領域光の2光子吸収を用いる方法が有効である。金属の周期構造により、赤外から可視領域の光を金属表面でプラズモン変換し、集光構造によって中心部位で集光させれば、非常に強い局在した光を形成することができる。我々はこの局在光を用いて、2光子吸収効率が向上されることを実証した。