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[17a-Z06-5] 光励起によるTiO2表面での水素(H2)発生‐ルチルとアナターゼの違い
キーワード:水素、酸化チタン、光励起
光励起を通じたTiO2上の水素分子生成率は、同じ組成のルチルとアナターゼで大きく異なる。今回、ルチル表面で水が分解した構造、その後の光励起過程について理論から明らかにすることを試みた。その結果、光励起後のポーラロンの準位の違いにより、ルチルでは水素分子発生までの前駆体を形成するまでの水素拡散で拡散障壁が高く、アナターゼに比べてかなり遅いことが分かってきた。水素分子の生成素過程についてもその違いを明らかにしていく。