2021年第68回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.8 光計測技術・機器

[17a-Z08-1~11] 3.8 光計測技術・機器

2021年3月17日(水) 09:00 〜 12:00 Z08 (Z08)

水野 洋輔(横国大)、西山 道子(創価大)

09:00 〜 09:15

[17a-Z08-1] 周波数サブビンによるスペクトル高分解能化の基礎検討

木村 勇稀1、増田 純平1、小坂 哲夫1、西舘 泉2、佐藤 学1 (1.山形大院、2.東京農工大院)

キーワード:離散フーリエ変換

今日、広い分野におけるスペクトル信号分析で離散フーリエ変換(DFT)が用いられている。サンプリング周波数をfs、データ数をNとすると、Δf0= fs/Nは周波数分解能と呼ばれている。信号が周波数ビン間隔Δf0内に位置する場合、信号成分は両サイドのビンに寄与し、これはスペクトラルリーケージと呼ばれている。今回、周波数分解能Δf0内に新たなビンを設置する方法の提案と、ビン間隔内でのスペクトル形状について計算したので報告する。